東京ガスのヒーツ(HEATS)から電気式エアコンへの入替も可能

東京ガスのヒーツ(HEATS)から電気式エアコンへの入替も可能

「エアコン専門館」にお問合せいただければ、 「ガス住棟セントラル冷暖房給湯システム」(ヒーツ:HEATS)から電気エアコンに交換する工事を 行うことが可能です。

この「ヒーツ(HEATS)」は東京ガス製TESエアコンです。「ヒーツ」から電気エアコンへの交換工事を、具体的な「お問合せ」の事例でご紹介しましょう。


この記事はこんな方にオススメです:

  • ガス住棟セントラル冷暖房給湯システム(ヒーツ:HEATS)をご利用の方
  • 給湯式のガスエアコン(TES式)をご利用の方
  • どのタイプのガスエアコンか良く分からないけど、「ガス形式のエアコン」であることは間違いない方

ガス住宅セントラルヒーディングのヒーツ(HEATS)を電気エアコンに交換する工事のご依頼

神奈川県横浜市神奈川区のお客様から、『セントラルヒーディングの「ヒーツ」を撤去したので、電気エアコンを設置してほしい』 との工事のご依頼をいただきました。

お客様がご利用されていたヒーツ(HEATS)のエアコンについて

お客様がご利用されていた既存の機器はナショナル(National)製の「ACS-482A-21K(室外機ユニット)」「AC-32NEA-TK(室内機ユニット)」というものでした。

ちなみに、この型番をインターネットで検索しても詳細なデータは出てこないようですね。

ただ、お問合せの内容より、ご利用中のエアコンは、 天井埋め込形のガスエアコンで「AC-32NEA-TK」という機種であるということでした。

「ヒーツ(HEATS)」とはどういうものか?

ヒーツ(HEATS)は、東京ガス提供のTESエアコンと同じもので、 住棟のセントラルヒーディングシステムと呼ばれるものです。

「ヒーツ」の詳細については東京ガスHPの下記ページにて解説があります。

出典、引用元: 東京ガス「ヒーツ(HEATS)」とは? より

電気式エアコンに交換できたか?取付けたエアコンは何?

お客様がご利用いただいていた「ヒーツ」から電気式エアコンへの工事自体は問題なく行うことができました。

実際に設置したエアコンは、パナソニック製の住宅用エアコン(天井カセット形)のエアコンです。 求められている能力とお客様のご希望(ご予算・商品価格・工事費用)とのバランスを考慮して機器を選定致しました。


古い時代のガスエアコンを電気エアコンに交換する際の注意点について


昔のガスエアコンと最新の省エネ電気エアコンは寸法(規格)が異なる

ガスエアコンを電気式に交換する工事の場合、 「古いガスエアコンを取り外す ⇒ 電気エアコンを設置する」という単純なフローチャートを思い浮かべがちですが、実際はそんな単純なものではありません。

昔のエアコンと現代の最新エアコンですから、当然エアコンのサイズ・寸法が全く違うのが普通です。

ですので、機器の寸法が噛み合わない新しいエアコンをそのまま天井に埋め込んで設置することはできません。

ただ、「現在ご利用の機器のメーカー」と「新たに取付けるメーカー」との噛み合わせによっては、そのまま問題なく最新のエアコンを取付けられる場合もあります。

例えば、「サンヨー製品」の古いエアコンを新しいエアコンに交換する場合、 寸法上の理由で新しく設置するメーカーとして「ダイキン」「三菱エアコン」との相性がいいとされています。

一方、今回のお客様の古いエアコンは「ナショナル製」です。 ナショナル製の天井カセットを入れ替える場合、「パナソニック」製の天井カセット形が噛み合わせが良い場合が多いです。

例えば、パナソニックの天井カセット1方向形「CS-B221CC2」の住宅用エアコンは、「天井ふところ:185mm」、「幅:770mm」、「奥行:360mm」の寸法の機器になります。天井の開口サイズとこの機種のサイズが噛み合えば、問題なくエアコンの交換工事が可能です。

エアコンの撤去後、天井の開口寸法に収まるサイズのエアコンを取付ける必要があります。 開口寸法よりも大きいサイズのエアコンを取付けたい場合は、無理やり天井を切り開いて開口部分の寸法を拡充させる必要があります。

場合によっては、開口を拡充する施工を例外的に行うこともあります。ですが、お客様側の費用面での負担が増えるますので 、基本的には開口を広げる工事を伴うようなエアコン交換工事は避けます。

ワイドパネルで天井の隙間を補正する

最近のエアコンは昔よりも性能が向上し、サイズもコンパクト化しています。 ですから、昔の古い機器を撤去した後にあたらしい機器を取付ける際、 開口寸法が余ってしまう場合もあります。

天井にできた隙間は「ワイドパネル」というパーツを用いて埋め合わせすることで 自然な外観で天井埋め込み形のエアコンを取付けることが可能です。

「電気特性の仕様が異なる機種・メーカー同士」の交換工事について

エアコンにおける「信号線」とは、「室内機と室外機を繋ぐ制御用の電気回路」のことです。 例えば、リモコンでエアコンの風量の操作を行うとき、風量を調整するための電気信号が信号線上でやり取りされています。

昔の古いマルチエアコン(※例:日立製)や古いガスエアコンは、「2芯」といって、信号線が2本のタイプのものが一部あります。

例えば、サンヨー製の古いガスエアコンの場合は、「2芯」の仕様である可能性が高いです。 ですので、サンヨー製のガスエアコンを電気エアコンに取り合える場合は、信号線(VVF)の敷設工事が必要になります。

「古いエアコンだから交換できるかどうか心配」
「ガスエアコンが壊れた。まず、どこに相談したらいいか分からない」


など、お客様の「不安」は常にあります。

ですが、エアコン専門館にお問合せいただければ、お客様の不安・疑問にお応えできるよう、専任のスタッフが詳しく丁寧にご案内致します。

工事のお見積りのご依頼や現地調査は「無料」ですので、エアコンの交換工事をご希望の方は弊社を是非お気軽にご活用下さい。

フリーダイヤルからのお電話、メールでのお問合せも無料で手軽にお問合せいただけます。「商品のみのご購入」ももちろん可能ですので、お問合せいただいた際にその旨をお申し付けください。